加齢臭はその名の通り、年齢を重ねることで発生するニオイです。
年代的には、40代以降からと言われています。
ですが、40代以降ならみんながみんな臭うわけではありません。
同じ年齢や性別でも加齢臭がする人としない人がいるのは、なぜなんでしょうか?
その違いについて調べてみました。


加齢臭がする人としない人の違い


加齢臭がする人としない人の違いは、2つ考えられます。

結論
身体の洗い方
紫外線を浴びる量

理由を解説する前にまず、加齢臭が発生するメカニズムを簡単におさらいしておきましょう。
加齢臭の直接的な原因となるのは、ノネナールというニオイ物質です。
このノネナールは、皮脂の酸化によって発生します。
この点を踏まえた上で、解説していきます。


皮脂量が多いほど加齢臭が発生しやすい


まず、加齢臭がする人としない人の1つ目の違いですが、「身体の洗い方」が考えられます。
石鹸やボディソープで身体を洗うと思いますが、どうやって洗うかによって皮脂分泌量が増える可能性があります。
それが、ゴシゴシ洗いです。
ありがちなのが、ナイロンタオルです。
身体が赤くなるほど力を入れて強くこすってはいませんか?

あまりに強く洗いすぎると、本来なら必要な皮脂まで落としてしまいます。
そうすると防衛本能が働き、皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
過剰な皮脂は、ニオイの原因を増やしてしまいます。

もしもデオドラントボディソープを使っているのに加齢臭が取れないのなら、何で洗っているかを確認してみましょう。
柔らかい素材の方が断然肌に優しいですし、最善の洗い方はたっぷりの泡と素手です。


浴びる紫外線量が多いほど加齢臭が発生しやすい


加齢臭がする人としない人の2つ目の違いですが、「浴びる紫外線量」が考えられます。
なぜなら、皮脂の酸化は紫外線を浴びることによって起こってしまうからです。
そのため、屋内で過ごす時間が長い方の方が、加齢臭は発生しにくいと言えます。


若者に加齢臭が発生しにくいのはなぜ?


加齢臭の元々の原因は皮脂ですが、皮脂自体は加齢と共に分泌されるようになるわけではありません。
若くてももちろん、皮脂は分泌されます。
実際男性の皮脂量は、20代でも中高年でもほぼ同じなんだそうです。
ではなぜ、若者は加齢臭が発生しにくいんでしょうか?

最大の原因が、皮脂に含まれる物質の違いです。
中高年の皮脂には脂肪酸である「9-ヘキサデセン酸」が含まれますが、実は若者の皮脂にはほとんど存在しません。
皮脂は加齢臭の原因になりますが、中でも9-ヘキサデセン酸がカギを握っているようです。
9-ヘキサデセン酸が増加する理由は加齢以外にないようですが、その他の細かい点も分かりました。


加齢臭の加齢以外の原因


加齢臭の原因はノネナールの発生ですが、ここではそのプロセスに存在する、間接的な要因にも触れておきたいと思います。

ノネナールの元になる皮脂は、脂肪の摂取量が増えるほど分泌量が増えます。
活性酸素が増えると、代謝機能が低下します。
代謝機能が落ちると、皮膚上に老廃物が増えます。
皮膚上に老廃物が増えると、雑菌が繁殖しやすくなります。
雑菌が増えると、皮脂の分解量が増えます。
皮脂の分解量が増えると、ノネナールが大量生産されます。
ノネナールが大量生産されると、加齢臭がキツくなります。

ちなみに、アルコールの分解でできるアルデヒドは、ノネナールの原料になるそうです。


まとめ


加齢臭がする人としない人の違いは何かについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
ここまで見てきたすべての要素を踏まえた上で、加齢臭が発生しやすい人物像をまとめておきます。
該当する人は、要注意です。


加齢臭が発生しやすい人
  • 身体をゴシゴシ洗う
  • 屋外にいることが多く紫外線をよく浴びる
  • 脂っこい食べ物が大好き
  • 野菜や果物はあまり食べない
  • 喫煙者
  • お酒大好き
  • 甘党



加齢臭は年を取れば誰にでも発生するわけではありません。
逆に、若くても加齢臭は発生します。

今回はそんな、加齢臭のする人としない人の違いについて、紹介しました。
視点を変えれば、加齢臭対策にも使えるってことです。
年のせいだけにして諦めることなく、ほんのちょっとだけでも改善してみてはいかがでしょうか?